浴衣姿にぴったりのイヤリングは?おしゃれにコーディネートするコツ5選 | KIMONO NADESHIKO

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浴衣姿にぴったりのイヤリングは?おしゃれにコーディネートするコツ5選

引用:girlydrop
お祭りや花火大会などだけではなく、デートや女子会に気軽に浴衣を着る女性が増えています。ヘアやメイク、小物にもこだわっておしゃれにキメている人も多いですよね。そんな浴衣姿には、基本的にネックレスやブレスなどのアクセサリーは似合いません。けれども、アップスタイルの耳元でさりげなく光る小さめのイヤリングなら品のいい色気を演出できます。浴衣姿に似合うイヤリングには、どのようなものがあるのでしょうか?

浴衣本来の魅力を損なわないイヤリングを!

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浴衣は、昔と違ってルールに縛られず自由に着こなせるようになりました。そのため、ヘアやメイク、ネイルやアクセサリー、小物など洋服感覚でドレスアップする人も少なくありません。けれども、ちょっと待ってください!自由に着こなしても構わない……とはいえども、浴衣本来の魅力である「凛(りん)とした、上品な色気や魅力」を出したいのなら、やり過ぎは禁物です。着崩す・飾り過ぎる・盛り過ぎる(ヘアやメイク、ネイルなど)はNGです。浴衣は、「飾り」は控えめにしてきちんと着るほうが「着ている女性の美しさ」を際立たせてくれます。

そんな浴衣に、コーディネートできるのがイヤリングです。浴衣のときはアップにして耳や襟足を出すほうが似合います。ショートやミディアムでも、片側の髪の毛を上げて耳を出すヘアスタイルのほうが浴衣に合うのです。耳が露出するので、さりげないデザインのイヤリングやピアスなら付けても浴衣の雰囲気を損ないません。ただし、かんざしなどヘアアクセサリーをつけるなら、上手にコーディネートする必要があります。次の項からは浴衣姿にぴったりのイヤリング(ピアス)をご紹介しましょう。

首筋や襟足の素肌の美しさをじゃましないデザイン

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浴衣や着物は、女性の「首のライン」を美しく見せるのがポイントといわれています。そのため、「首」(ネックレスやペンダント)・「手首」(ブレスレットやバングル)・「足首」(アンクレット)のアクセサリーはNGなのです。正式な場で身につけてもいいのは、控えめなデザインの指輪とイヤリング(ピアス)になります。

最近は、浴衣に合うアクセサリーとして、揺れるタッセルや大きな飾りが下がったイヤリングやピアスが提案されていることもあります。けれども、この「着物なでしこ」がおすすめしたいのは、露出した首筋や襟足の素肌の美しさや色っぽさをじゃましないデザインのものです。
・「直結型」(耳たぶにつけるタイプで下り飾りがないもの)
・下り飾りがあるとしても、一粒のパールが揺れる・華奢なチェーンが揺れる程度のシンプルなデザイン
これを基本に選びましょう!

シンプルなデザインならやっぱり本物素材のものを!

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ちょっと大人っぽい浴衣でシックに決めたい、上品な色気を演出したい……そんなときは、アップにしたヘアスタイルにかんざしを飾り、耳もとは直結のイヤリング(ピアス)をつけましょう。

どんなかんざしにも合うのでおすすめのイヤリングは、シンプルなデザインの「本物」です。一粒真珠や一粒ダイヤモンド、プラチナやゴールド製のものなどは合わせやすいだけではなく、本物の素材だけが持つ存在感があります。上質なイヤリングはそれなりに高価ですが、1つ持っていると、浴衣だけではなく普段のカジュアルウエアでも通勤のスーツでもコーディネートできます。

また、ムーンストーンやアクアマリン、ピンクオパールなどの天然石も浴衣と相性がいいのでおすすめです。天然石はいろいろな色があるので、浴衣や帯の色とおそろいの色をチョイスするのもいいでしょう。

ちょっとカジュアルに!和のモチーフのイヤリング

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シンプルなヘアスタイルのとき、ちょっとイヤリングやピアスで遊びたい場合は和モチーフもおすすめです。和生地を使いつまみ細工で作った花のイヤリングや、金属の和モチーフベースに色入れしたイヤリングなどさまざまなデザインの製品が展開されています。けれども、大きなサイズのものやカラフル過ぎるものだと、子供っぽくなってしまうので注意してください。風鈴や団扇、折り鶴などの夏らしい和モチーフのイヤリングなどもありますが、選ぶときは小さめのほうがいいでしょう。

そして、和イヤリングの色や柄は浴衣に合わせるほうがおしゃれにまとまります。耳元に和モチーフのイヤリングをつけるときに、かんざしや髪飾りをつけるならシンプルなデザインのものを選びましょう。

ピアスのように見える「ノンホールピアス」

sayakaさん(@sa09ya30ka)がシェアした投稿 – 2017 10月 6 12:00午前 PDT

イヤリングは正面から見たときはいいのですが、後ろから見ると止め金具が目立ってしまうのが難点です。特に、浴衣のときのようにアップにして首元から襟足、耳が露出する場合、金具がかなり目立ちます。そこで、おすすめなのが「ノンホールピアス」です。ノンホールピアスは、ピアスとはいっても小さな金具で耳たぶをはさむイヤリングになります。後ろから見ると、ネジ式やバネ式の金具が目立つイヤリングとは違い、まるでピアスのようにすっきりとして見えるのが特徴です。

耳元で大きな金具が目立っていては、せっかくの浴衣姿は台無しになってしまいます。ノンホールピアスや、耳たぶにはさむだけのシンプルなイヤーカフなどなら、すっきりして見えるのでおすすめです。

浴衣に合わせるイヤリングは「引き算の美学」で!

襟足や耳元の素肌が出る浴衣は、すっきりと着こなすのがコツです。イヤリングをチョイスするときには、イヤリングが主役になってしまわないように、シンプルなデザインのものを選びましょう。イヤリングとしてのデザインだけで選ばずに、「首のライン」を美しくしてくれるデザインかどうかも考えて選んでくださいね。

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