着物美人になる為のポイントをまとめて紹介! | KIMONO NADESHIKO

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2017年11月4日

着物

着物美人になる為のポイントをまとめて紹介!

引用:ぱくたそ
日本的な美しさがある着物美人は素敵ですよね。でも、いざ着物を着用してみても、なんとなくぎこちなくなってしまうことはありませんか?実は、着物美人になる為のポイントが存在します。今回は着物が似合う美人になる為のポイントを一挙にご紹介します。こちらで紹介したポイントを踏まえて、ぜひ楽しい着物ライフを謳歌してみてくださいね。

着物美人になる為の基本の考え方とポイント

引用:Youtube by nadeshiko yamato
日本の伝統的な衣服である着物ですが、残念ながら多くの人にとっては、普段な馴染みがないものと言えます。着物を着るのは、特別な機会があるときだけという方も多いでしょう。着物を始めとして日本の文化は、引き算の美学を持つ文化と言われています。西洋のように装飾品を足して着飾るのではなく、必要なほんのわずかのもので、その人の良さを引き立てる文化です。着物も、簪などを使うことはありますが、基本的に装飾品は身につけません。着物を着るだけでその人が引き立つように、工夫するのです。

着物美人になる為の第一歩として、着物は引き算の美学で成り立っていることを理解しておきましょう。ここを誤解していると、ピアスやネックレスなど、余計なものをつい身につけてしまいがちです。注意しましょう。

また、着物美人になる為には、3つのポイントが存在します。1つ目はは「TPOに合わせた着物選び」、2つ目が「たおやかな立ち居振る舞い」、3つ目が「着物を楽しむ心」です。基本を理解した上で、詳しく見てきましょう。

ポイント① TPOに合わせた着物選び

引用:Youtube by 茶会集
洋服でも、自分の好みと同時に、着ていく場所などを考えてコーディネートを決めますよね。着物においても、自分の好みだけでなく、着ていく場所や、招待された場合は、招待してくれた方の立場を踏まえたコーディネートをしていくことが求められます。場違いの服装をしている美人はいません。自分の好みだけを優先して着物を選ばず、TPOにに合わせた着物選びが大切です。

また、着物には小物まで含めて「格」があることをご存知でしょうか?格を踏まえた上でTPOに合わせた着物選びをすることも肝心と言えます。着物の格は、大きく分けると「礼服」と「礼服以外」に区分されます。ものによってふさわしい着物の種類が決まっていますので、気をつけましょう。基本的に礼服はフォーマルな場で、礼服以外はカジュアルな場で着ることになります。

TPOに合わせた着物選びと言っても、難しく考えすぎる必要はありません。「いつ、どこで、どんな目的で」着るのかを考えながら選べば大丈夫です。着物は、帯や小物とのコーディネートを楽しむ衣服です。着物から小物に至るまで、TPOに即して選ぶことを心がけましょう。

場全体を華やかにしてくれる着物は、さりげなく周りを明るくしてくれるので好印象です。

ポイント② たおやかな立ち居振る舞い

引用:Youtube by 茶会集
実際に着てみるとわかりますが、洋服を着ている時とは、勝手が違います。着物に合わせた立ち居振る舞いをすることで、着物が映える美人に見えるようになるでしょう。

一番のポイントは足さばきです。すり足で、歩幅は長くても10cm程度を意識しながら進みましょう。少し内股気味の方が、見た目に美しいです。階段を昇り降りする時は、右手でそっとたてづまを持ち上げて、やや階段に対して斜めになるように体の向きを変えて移動します。裾を乱さないように動くことが大切です。

姿勢が良いことも、美人に見えるコツでしょう。頭の先から糸で吊られているように背筋を伸ばし、首を心持ち長く伸ばすように意識していると立ち姿が綺麗にキマリます。姿勢は、常日頃意識的に正しくすることが大事です。慣れてくれば無意識でも一番良い姿勢をとることができるようになります。

たおやかな立ち居振る舞いができるように、まずは1つずつの動作をより美しく見えるように意識しながら行いましょう。

ポイント③ 着物を楽しむ心

引用:visualhunt
着物の世界は奥が深いです。文様1つとってもそれぞれ意味が異なり、探求することに魅了されます。日本の伝統に親しむ心を持ち、着物そのものを楽しみながら着ていく回数を増やしていきましょう。

着物に慣れ親しむに連れて、より魅力を実感できるようになります。着物を着ることを楽しいんでいるかどうかは、傍目にも雰囲気として伝わります。まずはできる範囲からで良いので、着物を気軽に楽しんでみましょう。

着る回数が増えて、経験が積み重なれば、自分でも美しみ見えるポイントやコツがわかりやすいなります。着物の良い所は、老若男女問わず長く楽しめることです。1歩ずつ楽しみながら、着物美人を目指していきましょう。

着物美人は一日にして成らず、その過程を楽しもう

粋に着物を着こなす美人は、一日で出来上がるものではありません。着物美人になる為の過程にも、それぞれの楽しみがあります。「今日は姿勢良く過ごせた」「初めて選んだ着物が行った先好評だった」など、1つずつ成長を実感しながら、気楽に歩んでいきましょう。本来着物は着る楽しみがあるものです。良さが実感できるほどに、着物美人と呼ばれる回数が増えていくことでしょう。

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